京都大学 工学部 物理工学科
余合 真宙
(愛知県立旭丘高校:高卒生)
Q1:まずは合格おめでとうございます!
受験当日~合格の瞬間までのエピソードなどあれば是非聞かせてください。
A1:入試の初日は、ほどよい緊張感の中、万全の体制で挑み関門であった国語と数学を乗り切りました。2日目は、初日で失敗しなかった安心感もあり、落ち着いて試験に臨めました。試験終了日から合格発表日までは、2週間ほどあり、毎日不安で落ち着かなかったです。しかし、第一志望の学科の合格を確認して不安が安堵と喜びに変わりました。
Q2:京都大学工学部を志望校にしたのはいつ頃でしたか。また、この大学を志望校にした「きっかけ」や「理由」を教えてください。
A2:小学5年生から、京大インターネット個別指導e-dosで京大生に勉強を教えてもらい、自分がわからないことをすぐに答えてくれる姿を見て、ずっと憧れていたのが、京都大学を志望したきっかけです。また、京都大学を見学しに行った時の雰囲気も理由の一つです。
Q3:本格的に受験勉強を始めたのはいつからですか?きっかけは何でしたか?
A1:現役時代では、部活動が終わった高3の6月頃から本格的に受験勉強を始めました。周りには早い人で、高2の2月頃から受験勉強を始めている人もおり、焦りもありましたが、受験勉強への切り替えはすぐにできました。しかし、現役時代には京都大学不合格、その直後は何も手につかない状態でした。その後、各予備校をまわりましたが、予備校のカリキュラムに合わせた学習は自分に合わないと思い、Z会の教室映像、ウイングネット本科、解きメキ、双方向質問室を活用するとともに、京大インターネット個別指導e-dosの担当講師、地元中学校の塾講師(先輩)に指導を仰ぎながら、京都大学合格に向けての再出発を決めました。
Q4:部活動はやっていましたか?また何部でしたか?
部活動をやってた人は、勉強との両立はどのようにしていましたか?
A4:弓道部に所属していました。他の運動部と比べ土日の練習頻度は、それほど高くなかったため、基本的に平日は、3時間の勉強で予習を心がけ、遅れた分を土日で取り戻していました。他の部活動の人達より時間の余裕はあったといえ、1日さぼるとテスト前に大変でした。疲れた日も眠い日も、さぼらず少しでも勉強することが両立のコツです。
Q5:これから頑張る後輩たちへ、あなたの体験やアドバイスをお願いします。
Q5①:「新学年を迎える前の高1・2生へ(学習面・過ごし方など)」
A5①:高1高2のうちは、高3で受験勉強を始めるための準備期間です。目指す大学のレベルが高ければ高いほど基本に時間を割く余裕はありません。通常講座では予習よりも復習に重点を置き、わからないことは双方向質問室で聞いて理解し、穴ができないような勉強法をするとよいです。また、モチベーションを上げるために目標を持って勉強するとよいと思います。
Q5②:「夏を迎える前の受験生へ(学習面・過ごし方など)」
A5②:夏は受験生にとって一番大事な時期です。一般に1日10時間勉強するのが普通だと言われています。国立大志望者は、夏の間にセンター試験の学習内容をほぼ完璧に仕上げ、基礎的な知識に穴がないようにすることを最優先し、その上で2次試験の対策をしましょう。夏の勉強の量や質が高いほど自分の学力も向上します。ですから、1日1日を大切に過ごしましょう。ただ、勉強ばかりでは逆に集中力の低下を引き起こすこともあるので、適度な休憩をとりつつ、少し無理をする程度に頑張ってください。
Q5③:「冬~受験期を迎える前の受験生へ(学習面・過ごし方など)」
A5③:センター試験前の1か月間は自分が受ける大学に必要なセンター試験と2次試験の点数の比率に合わせて勉強時間の配分をしましょう。センター試験の勉強は、実戦練習の中で時間配分を明確にし、本番さながらの緊張感を持ってやると良いです。2次試験の勉強は完璧な答案を自分で書く練習を心がけると良いです。センター試験が近づくにつれて焦りや不安も生まれると思いますが、自分が今までやってきたことを信じて突き進みましょう。
Q6:あなたが受けていた通年講座で特に「オススメ講座」は何ですか?
講座名と、講師・オススメポイントや使い方について感想をお願いします。
A6:現代文を勉強したことがない、現代文が嫌いな人にとってうってつけの講座、それは、児玉先生のウイングネットセンター試験対策現代文講座です。この講座で、現代文の読み方や解き方をしっかりと学べます。ただ、すぐに身につくものではないので、繰り返し練習をする必要があります。何度も練習して読み方、解き方をマスターしましょう。
また、英語をなんとなく読んでいる人が、さらにレベルアップするのにオススメの講座、Z会の教室映像、難関大英語T講座です。この講座では英文の構造を文法からしっかりと解釈し、正確に理解したうえで、日本語訳を作成する練習することができます。
Q7:独自の(またはオススメの)「学習法」や「自己管理法(モチベーション・計画学習など)」があれば教えてください。
A7:復習に力を入れた学習がオススメです。例えば、問題を、「自分で解けた」「途中まで解けた」「解けなかった」に分類して復習にかける時間を決めると良いです。また、苦手な分野の勉強は、毎日無理矢理にでも続けて習慣付けると良いです。答えを丸暗記する勉強ではなく、答えにたどり着くまでの思考の仕方を覚える学習が合格への近道です。自己管理法をして、苦しいときは、積極的に塾のスタッフに相談することをオススメします。
Q8:これからウイングネットで頑張る後輩たちに「力の湧く」メッセージをお願いします。
A8:「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は、皆努力している。」(ベートーベンの名言より)